この記事では、32坪の2階建てで実際にかかった2,880万円の詳細な内訳を公開します。
費用を抑えるための具体的なポイントまで、住友林業での家づくりで知っておくべき具体的な価格をすべてお伝えします。
「ネットで調べても、具体的な見積もり金額が出てこなくて不安」
「坪単価90万円って聞いたけど、本当にそれくらいで建てられるの?」
「オプション費用がどれくらいかかるか全然想像がつかない!」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
住友林業は高級ハウスメーカーとして知られていますが、具体的な価格情報が少なく、実際にどれくらいの費用がかかるのか分からないまま検討を進めるのは危険です。
見積もりを取ってから「予算オーバーで諦めることになった」「思っていたよりも高額で驚いた」という声も少なくありません。

本体工事費以外にかかる諸費用や、オプション工事の実際の価格は、契約前にしっかりと把握しておかないと、後悔することになりかねません。
そこで今回は、実際に住友林業で家を建てたわが家の見積もりを包み隠さず公開し、リアルな建築費用と詳細な内訳を徹底解説します。
- 住友林業のリアルな見積もり公開(総額2,880万円の詳細)
- 建築費用の詳細な内訳と各工事の説明
- 実際に採用したオプション工事の費用
- 費用を抑えるための具体的なポイント
- 他社との価格比較と住友林業の特徴
住友林業での家づくりを検討されている方は、ぜひ最後まで読んで、具体的な資金計画の参考にしてください。



今回は、わが家の実際の見積もりを大公開!リアルな価格と内訳を詳しく解説していきます◎
住友林業での家づくりを検討されている方に向けて、実際の費用感をお伝えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。


住友林業の見積もり・建築費用を大公開





実際に住友林業で建築したわが家の見積もりを、詳細な内訳とともに公開します。
多くの方が気になる「実際にいくらかかるのか」という疑問に、リアルな数字でお答えしていきますね。
わが家の基本情報と実際の見積もり金額
住友林業半規格の総額2,880万円で32坪の2階建てを建築



まず、わが家の基本情報からお伝えします。
建物の基本情報
- 延床面積: 32坪
- 建物タイプ: 2階建て
- 商品: フォストセレクションBF(半規格)
- 引き渡し時期: 2023年
- 坪単価: 90万円
実際の見積もり金額:2,880万円(税込)
この金額は、値引き後の最終的な契約金額です。
住友林業の営業担当者から提示された見積もりを、そのまま公開させていただきます。
この内訳を見ることで、住友林業の建築費用がどのような構成になっているかが分かります。
詳細な内訳は以下のとおりです。
項目 | 金額(税込) | 全体に占める割合 |
---|---|---|
本体工事 | 2,301万円 | 約80% |
提案工事 | -28万円 | – |
付帯工事 | 280万円 | 約10% |
設計料 | 89万円 | 約3% |
インテリア工事 | 241万円 | 約8% |
合計 | 2,880万円 | 100% |



提案工事がマイナスになっているのは、標準キッチンを採用せずにキッチンハウスを選んだため、標準キッチン代の70万円が減額されたからです!
キッチンの標準仕様についてはこちら


標準仕様中心の家づくりでコストを抑制
わが家はほぼ標準仕様での建築。



住友林業の充実した標準仕様を最大限活用しました◎
採用した主な標準仕様
- 外壁:サイディング(標準仕様)
- 屋根:ガルバリウム鋼板(標準仕様)
- 断熱材:グラスウール(標準仕様)
- 窓:アルミ樹脂複合サッシ(標準仕様)
- 床材:挽板ウォルナット(標準仕様)
標準仕様だけでも、他社のオプション相当の品質が確保されているため、無理にオプションを追加する必要がありませんでした。
オプションとして採用したもの
- キッチンハウス(提案仕様)
- ファミリークローゼット:24万円
オプション工事を最小限に抑えることで、坪単価90万円という価格を実現できました。
住友林業の標準仕様の充実度がいかに高いかが分かる結果となっています。
さらに、半規格商品のフォレストセレクションBFを選んだことで、注文住宅の自由度を保ちながら、コストを大幅に抑えることができました。
標準仕様についてはこちら


見積もりの印象
住友林業の見積もりで印象的だったのは、各項目が明確に分かれていることでした。



他社では「一式」として曖昧にされがちな部分も、詳細に記載されていますよ。
最初は高いと感じましたが、設計変更を何度も行っても追加料金が発生しなかったため、結果的に適正な価格だったと感じています。
住友林業のリアルな価格と内訳


住友林業の建築費用は、大きく5つの項目に分かれています。



それぞれの項目について、実際の金額と内容を詳しく解説していきます。
本体工事(2,301万円)の詳細内訳


本体工事は建物の基本構造に関わる工事で、住友林業の建築費用の80%を占めています。
本体工事に含まれる主な内容
- 基礎工事:地盤改良、基礎コンクリート打設
- 躯体工事:ビッグフレーム構法による柱・梁の施工
- 屋根工事:ガルバリウム鋼板の屋根材施工
- 外壁工事:サイディング外壁の施工
- 内装工事:壁紙、床材、建具の設置
- 標準設備工事:水回り設備の基本工事
住友林業独自の工法により高品質を実現
この工法により、大開口や大空間を実現でき、木造でありながら鉄骨造のような開放的な間取りが可能になり、
半規格シリーズのフォレストセレクションBFでもビッグフレーム構法となります。



本体工事費には、営業担当者との値引き交渉の結果も反映されていますよ。
住友林業では、私たちオーナーの価格交渉や営業担当の裁量によって値引きが可能です。
住友林業が選ばれる住宅の特徴はこちら


提案工事(-28万円)の内容と理由
標準キッチン不採用による減額が大きいので、提案工事がマイナスになっているのは、住友林業では珍しいケースです。
提案工事の詳細内訳
- 標準キッチン不採用による減額:-70万円
- その他オプション工事:42万円
- 差し引き:-28万円
住友林業の標準仕様では、リクシル・トクラス・クリナップ・永大産業から差額なしでキッチンを選べます。



しかし、わが家ではデザイン性を重視してキッチンハウスを選択しました。
キッチンハウスは提案仕様(有料オプション)ですが、標準キッチンを採用しない分の70万円が減額されるため、実質的な追加費用を抑えることができました。
営業担当者のご好意で、一部の提案工事をサービスしていただきました。



このような配慮も、住友林業の営業力の高さを感じる部分でした。
住友林業の営業についてはこちら


付帯工事(280万円)の必要性
建物以外のインフラ整備で必須の工事。
付帯工事は建物本体以外の工事で、どのハウスメーカーでも必要になる費用です。
付帯工事の詳細内容
- 屋外給排水工事:敷地内の上下水道配管工事
- 屋内外ガス工事:都市ガス・プロパンガスの配管工事
- 居室冷暖房工事:エアコン用の配管・電気工事
- 仮設工事費用:建築期間中の仮設トイレ・電気工事
生活に必要なインフラを整備
これらの工事は、快適な住生活を送るために必要不可欠な工事です。
280万円という金額は、32坪の2階建てとしては標準的な価格といえます。
居室冷暖房工事では、エアコン2台の隠蔽配管も含まれており、住友林業の快適性を支える重要な工事となっています。
付帯工事費は他社でも同様にかかる費用のため、複数のハウスメーカーで比較しました。



住友林業の280万円は、他社と比べても適正な価格でしたよ。
設計料・諸手数料(89万円)の価値
高額ですが設計の自由度と品質を考えると妥当
住友林業の設計料89万円は、他社と比べて高額な設定ですが、その価値は十分にあると感じています。
設計料・諸手数料の詳細内訳
- 設計料:基本設計・実施設計
- 工事監理費:建築期間中の品質管理
- 確認申請料:建築確認申請の手続き費用
- 建設住宅性能評価申請:住宅性能の第三者評価
- 長期優良住宅・技術的審査実施料:長期優良住宅認定のための審査
- JTI適合証明書申請料:住宅履歴情報の整備
細かな要望にも柔軟に対応可能
住友林業の設計では、間取りの変更を何度行っても追加料金が発生しませんでした。



細かな要望にも丁寧に対応していただき、理想の間取りを実現できました◎
また、構造計算や性能評価も含まれているため、安心・安全な住宅を建てるための費用として考えると適正価格だと感じています。
インテリア工事(241万円)の内容
キッチンハウスとファミリークローゼットで高額に
インテリア工事は、標準仕様以外の内装関連工事が含まれています。
インテリア工事の詳細内容
- キッチン(キッチンハウス):約200万円
- ファミリークローゼット:24万円
- 照明工事:約10万円
- その他収納工事:約7万円



キッチンハウスは、住友林業の提案仕様の中でも特に人気の高いメーカーです。
デザイン性が高く、オーダーメイドのような仕上がりが期待できます。
ファミリークローゼットは、家族全員の衣類を一箇所で管理できる便利な収納として採用しました。
24万円という価格は、市販の収納家具と比べても妥当な価格でした。



実際に使用してみて、キッチンハウスの品質とデザインには大変満足しています。
実際に住友林業で建てた方々の声


(画像:住友林業で建築された方々の体験談)



住友林業で実際に家を建てた方々からは、様々な体験談が寄せられています。
上記の画像では、29坪から35坪まで様々な規模で住友林業を選んだ方々の実体験が紹介されています。
平家から2階建て、関東から関西、九州まで幅広い地域での建築事例があり、それぞれ異なる悩みや予算の中で住友林業を選択されています。
住友林業が様々な予算や要望に柔軟に対応できるハウスメーカーだということです。
「わが家には住友林業なんて無理だ」と思っていた方も、実際には予算内で満足のいく家づくりができています。
画像の中には、
「低予算で相手にしてくれるのでしょうか」
「予算の関係で建築可能か分からない」
といった、不安を抱えていた方の声もありますが、最終的には満足のいく結果を得られています。
費用を抑えるための具体的なポイント
住友林業で費用を抑えるなら、半規格商品を選んで良心的な営業担当者と出会うことですがポイントです。
費用を抑える5つのポイント
- 半規格商品を選択する
- 良心的な営業担当者と出会う
- 標準仕様を最大限活用する
- オプションは本当に必要なものだけに絞る
- 長期的なメンテナンス費用も考慮する
住友林業の標準仕様は、他社のオプション相当の品質をもっています。
わが家では半規格商品のフォレストセレクションBFを選択し、良心的な営業担当者の方にサポートしていただくことで、限られた予算内で満足度の高い家づくりができました。



住友林業で費用を抑えたい方は、半規格の記事も参考にしてみてください。♪
住友林業の半規格住宅についてはこちら


信頼できる営業担当をご紹介できる制度についてはこちら


住友林業の見積もりは実例を確認してみよう


今回は住友林業の建築費用について、わが家の実際の見積もり2,880万円の詳細な内訳を公開しました。
ポイントまとめ
- 32坪の平屋で総額2,880万円(坪単価90万円)
- 標準仕様中心でオプションは最小限に抑制
- 設計料や付帯工事費が明確に分かれている
- キッチンハウス採用でも標準キッチン分は減額される
- 費用を抑えるには標準仕様の活用が鍵
住友林業は決して安いハウスメーカーではありませんが、標準仕様の充実度や設計の自由度、アフターサービスの充実を考えると、適正な価格だと感じています。
木の温もりを感じられる住友林業らしい家づくりにこだわりたい方には、価格以上の価値を提供してくれるハウスメーカーです。



これから住友林業で家づくりを検討される方の参考になれば嬉しいです。
実際の見積もりを見ることで、より具体的な資金計画が立てられると思います!
住友林業での家づくりを成功させるためにも、この記事を参考にぜひ検討してみてくださいね。
理想のマイホームを、適正な価格で実現できるお手伝いもさせてもらっています。



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