この記事では、給湯器の選び方や相場価格、容量の目安などを詳しく解説しています。
「給湯器を交換したいけど、どれを選べばいいかわからない…」
「エコキュート、エコジョーズ、エネファームって何が違うの?」
「給湯器の相場価格や容量の目安が知りたい!」
など、給湯器選びで迷われている方も多いのではないでしょうか。
rie給湯器は毎日使う設備なので、家族構成やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
結論からお伝えすると給湯器選びは、以下3つのポイントで決めるのがおすすめです。
- 「家族の人数」
- 「光熱費の重視度」
- 「初期費用の予算」
そこで今回は、実際に住友林業で家を建てた私が、給湯器の種類や特徴、相場価格と容量の目安を詳しく解説します。
給湯器選びで後悔しないよう、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!


給湯器の選び方は?


給湯器を選ぶ際は、まず「どんな種類があるのか」を理解しましょう。
主な給湯器の種類は以下の4つです。
- エコジョーズ
- エコキュート
- エコワン
- エネファーム



ここでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
エコジョーズは初期費用を抑えたい方におすすめ
エコジョーズは初期費用15~25万円で導入できて、すでにガス設備がある家庭なら最も手軽に交換できる給湯器です。
ガスでお湯を沸かして排熱も利用する標準的な省エネガス給湯器で、都市ガス・プロパンどちらにも対応しています。
修理対応できる業者も多いため、メンテナンス面での安心感もあります。
10年間のトータルコストは90万円(初期20万円+ガス代70万円)になります。



わが家はこれでガス代は賃貸の頃と全く変わりませんでした。
シャワーを多く使い、IHコンロの我が家では年4.7万円に抑えられています。
エコキュートは長期的なコスト重視の方に最適
エコキュートは10年間の総コストが70万円と最も経済的で、長期的に見て費用負担を最小に抑えられる給湯器。
空気熱(電気)でお湯を沸かすため、夜間電力を活用でき年間の電気代が3~5万円と、とても経済的です。
ただし、貯湯タンクの設置スペースが必要で、凍結リスクもあります。
また災害時に停電すると困るというデメリットも理解しておく必要がありますよ。
エコキュートも約10年で部品がなくなり、買い換えが必要になります。
具体的な費用は初期30万円+電気代40万円-補助金で、10年間総コスト70万円となります。



ランニングコスト年3~5万円で初期費用20~40万円なので、長期的に見て費用負担が最小になるのが魅力です!
エコワンは性能と耐久性のバランス重視の方向け
エコワンは初期費用は高めですが、寿命が15年と長く、ガスと電気のいいとこ取りをした給湯器です。
標準からグレードアップした設備として、ガスと電気のハイブリッド構造により光熱費を年2~4万円に抑えられます。
従来の給湯器よりも耐久性に優れており、頻繁な交換が不要な点も魅力です。
ですが、初期費用が40~60万円と高額で、電気ガス複合型のため部品の入手や修理が難しく、結局買い換えになるケースが多い点には注意が必要です。
10年間のトータルコストは80万円(初期費用50万円+光熱費30万円)で、エコキュートとエネファームの中間に位置します。



初期見積もりによく入っている商品です。光熱費の安さと耐久性を両立したい方におすすめですね。
エネファームは高機能を求める方のハイスペック給湯器
エネファームは初期費用は最も高額ですが、電気もお湯も作れて災害時にも安心の最高性能給湯器です。
家庭用の燃料電池でオール電化にでき、停電時も発電・給湯ができる優れた機能を持っています。
国の補助金(最大10万円前後)もあり、光熱費も年3~4万円と安く抑えられます。
ただし、初期費用が80~120万円と高額で、10年で交換する契約が必須という大きなデメリットがあります。
10年間の総コストは120万円(初期費用100万円+光熱費30万円-補助金10万円)と最も高額になります。



高性能で災害に強いのが魅力ですが、コストパフォーマンスを考えると、よほど予算に余裕がある方向けの商品ですね。
給湯器を選ぶ3つのポイント


給湯器を選ぶ際は、以下の3つのポイントを考慮しましょう。
家族構成に合わせた容量を選ぶ



給湯器は家族構成に合った容量を選ぶと安心です。
容量が小さいとお湯切れを起こし、大きすぎると光熱費や本体価格が無駄になってしまいます。
- ガス給湯器(号数の目安)
2人家族:16~20号
3~4人家族:20~24号
5人以上:24号以上 - エコキュート(タンク容量の目安)
2~3人家族:300~370L
3~5人家族:370~460L
5人以上:460L以上



余裕を持って選ぶのが◎
家族の人数や生活パターンに合わせて容量を決めることが、給湯器選びの大切なポイントです。
光熱費などのランニングコストを比較する
長期的なコストを重視するなら、エコキュートが最も経済的です。
地域によっては補助金も活用できることもあるので、さらに負担を減らせます。
- エコキュート:年間光熱費 約3~5万円
- エコジョーズ:年間光熱費 約6~8万円



10年間で30~50万円の差が出るため、長く使うほど違いは大きくなります。
光熱費を抑えて家計負担を減らすことが、給湯器選びで欠かせないポイントです。
導入時の初期費用を確認する
初期費用をできるだけ抑えたいなら、エコジョーズが現実的です。
本体価格は15~25万円ほどと手頃で、既存のガス配管をそのまま使えるため、追加工事費もかかりにくいのが特徴です。
ガスコンロをそのまま使いたい人や、ガス代が比較的安い家庭には導入しやすいでしょう。
ただし、長く使う場合は注意が必要です。
エコジョーズは年間6~8万円のガス代がかかるため、10年間で70万円ほどになります。
初期費用は安くても、ランニングコストではエコキュートに劣ります。



わが家が年間4.7万円くらいで済んでいるのは、シャワーが多くても、IHコンロだからかもしれません。
初期費用が15~25万円で安いなら、十分ありだと思います」という声もありますよ!
まとまった資金を用意しづらい場合や、10年以内に引っ越しの予定がある場合はエコジョーズ、長期的に光熱費を抑えたいならエコキュート。
このように、初期費用とランニングコストを合わせて考えましょう。
給湯器の相場価格と容量の目安


ここでは、給湯器の相場価格と容量の目安を詳しく解説します。
給湯器の相場価格(工事費込み)
給湯器は種類によって本体価格や工事費が大きく異なります。
| 種類 | 本体+工事費の相場 |
|---|---|
| エコジョーズ(ガス給湯器) | 15万~25万円 |
| エコキュート(電気給湯器) | 35万~60万円 |
| エコワン(ハイブリッド給湯器) | 40万~60万円 |
| エネファーム(燃料電池) | 80万~120万円 |
補助金の有無やグレードによって価格は変わるため、実際に見積もりを取って比較してみましょう。



あらかじめ相場感をつかんでおくと、予算オーバーを防げます◎
給湯器の容量の目安
給湯器の容量は「号数」や「タンク容量」で表され、家族の人数や使用量に合わせて選ぶ必要があります。
| 家族構成 | エコキュート(タンク容量) | ガス給湯器(号数目安) |
|---|---|---|
| 2人家族/2~3人家族 | 300~370L | 16~20号 |
| 3~4人家族/3~5人家族 | 370~460L | 20~24号 |
| 5人以上 | 460L以上 | 24号以上 |



号数は1段階上げても費用差は1万円程度。余裕をもって選んでおくと◎
長期的なコストで考える
給湯器は10年以上使う設備なので、初期費用だけでなく将来かかるコストまで見て選ぶことがポイントです。



見積書が高くて悩んでいる人…エネファームからエコキュートに変更するだけでも100万減額できたことも!
必要以上に高性能なものを選ぶより、自分の暮らしに合った仕様が心強いですよ。
オーバースペックを避けて、本当に重視したい部分にお金をかけることで、納得できる給湯器選びにつながりますよ◎
家族の暮らしに合った給湯器を選ぼう


この記事では、給湯器選びで迷わないために押さえておきたい 3つのポイント を解説しました。
- 家族構成に合わせた容量を選ぶこと
- 光熱費などのランニングコストを比較すること
- 導入時の初期費用を確認すること
この3つを基準にすれば、自分の家庭に合った給湯器を選びやすくなります。



おすすめはエコキュート◎
年間の光熱費が3~5万円ほどと経済的で、長く使うほど負担を抑えられます。
補助金を活用できる場合もあり、導入しやすい点も魅力です。
一方で、初期費用をできるだけ抑えたい方や、10年以内に引っ越す予定がある方にはエコジョーズが適しています。



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